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22歳の誕生日のイヴイヴに『馬尾神経腫瘍』って診断を受けちゃった女子が綴る闘病日記とその後の徒然・・・
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昨日、久々に前の職場でお世話になった先輩の一人であるYさんとランチしました。
話が尽きなくて、ご飯食べて、お茶しただけなんですけど、結構な時間になってましたね。
本当にさまざまな面で助けていただいたんで、感謝しまくってるんですけど、伝え切れません。
「最初で最後やから」と奢っていただいたんですが、そんな寂しいこと言わないでください!!
奢っていただかなくて良いんで、またランチしていただけたら良いな~♪

ちなみに、明日はまた別の先輩と会います。
今度は占いですよー☆☆
占い大好きなんで、今からドキドキなんですが・・・どんな占いなんだろう??



3月9日(金)
前の診察の二日後で、自己血採血の日。
偶然というのは不思議なもので・・・お正月でもないのに、母方の叔父が揃って家にやってきた日でもあった。
親戚と言えども、あまり自分の病気のことを、色々と話されるのは嫌悪感がある私にとっては痛い偶然でした。
もちろん、心配してくれる分は申し訳ないぐらいに在り難いと思うけれど、それが逆に重いとも感じるわけで。
人の好意を素直に受け取れない自分が心底嫌になる瞬間だったりするからかも・・・
まぁ、済んだことは置いといて。。。

予約は午前の一般外来が落ち着いた時間で、ということで午後1時。
ちゃんと定刻よりも早めに着いて受付を済ましたのですが、いくら待てども、待受のモニターに自分の番号が表示されない。

ん??

さっきから診察室を行ったり来たりしているK先生を見かけるし、診察室に入っている患者さんがいる様子でもない。
準備が色々面倒なのかもしれないな~と思いながら更に待つ。。。
しかし、時刻は既に2時前。
混んでいるわけでもないのに何でだろう?と徐々に不安になってきた頃。
○○さ~ん」と、やっと処置室から直接お呼びがかかりました。

来られた時、受付に言われました?

はい?何をでしょうか?

え・・・再来機通して、待ってたんですけど・・・
受付には、言われてないんですよね?
・・・はぁ・・たぶん、そうなるかと・・・

ナニナニナニ??ここまで待ったのが私の所為ってことですか??

なんか納得した様子でバイタルチェックに入られる看護師さん。
されるままに血圧と体温を計られながらも、しっくり来ない私。
その時、受付事務さんが電話を片手に入ってきました。

あのぅ・・・輸血部からなんですけど、採血の患者さんまだ来られてないんですか?って・・・

あのぅ・・・それ、私。。。

気まずい雰囲気。
看護師さんは、手早く電話を受け取って、「スミマセン、来られてますのでお願いします!」と慌しく応対してました。

私の所為で輸血部も待ちぼうけ食らってたと。
申し訳なくて、ちょっと聞いてみましたよ。

もしかして、受付に一声かけないといけなかったんですか?

そんな説明一切されなかったけどね!という気持ちは抑えながら。

いえ・・・大丈夫ですよ。今から来られるんで

微妙に会話繋がってない感じだし、大丈夫な顔してないですよ??
ごめんなさいねー。お昼休憩に入れないとかになっちゃってるんでしょうか?
変に不機嫌そうに見えて、それ以上何も言えなかったです・・・

しかも、この日の私の体調、ちょっとおかしくて、体温が37度4分あったんですよ。
風邪ひいてます?」って聞かれたんですが、そんな自覚は全くなくて。。。
ただ、生理中だったからだな~って思ったんですが、それにしても上がりすぎなんでしょうか?
そういえば、2、3日前からずっと頭がふわ~んってなってるしなぁ・・・浮遊感みたいな。
平熱は35度7分ぐらいなんですけど・・・そう考えると、やっぱり高いの??

今から輸血部の先生来られますんで、コレ書いて、出来たらそこのベッドに横になって待っててください

そう言い残して、看護師さん退出。
渡されたのは、書類を入れたクリアファイルでした。

麻酔に関するアンケートのようなもの
手術後のだいたいの生活模様を書かれたクリニカルパスってやつ
入院時に必要なものの一例

記入するのはアンケートのみだったので、ちゃっちゃと仕上げてベッドによっこらしょ。
枕の向きからして右腕からの採血になるっぽかったので、右を腕まくりして待機です。

あれ?輸血部の先生が来るって言った?先生いないから主治医採血になったんじゃなかったっけ??
・・・ま、いいけど。

しばらくすると扉が開いて、ゴロゴロと大きな機械を押しながら眼鏡の男性が入ってきたのです。(特徴に眼鏡ばかり挙げてスミマセン)

ちょっと寝てる状態で悪いねんけど、これに名前書いてくれる?血液入れとく袋に貼り付けるシールやねんけど、厚労省がわけわからん決まり作ってるから、患者の署名が要るねん
はぁ・・・
おかしいと思わん?いちいち署名やで?
まぁ・・・書けない人もいるでしょうからねぇ
そう!それ!!賢いなぁ~よくわかってる!

えらく褒められて、どうしていいのか戸惑いました。
いきなり厚労省に対する皮肉吐かれて、相槌を賛辞されても・・・

交通事故で瀕死の患者さんに『これアナタの血液で合ってますか?』なんて聞けるわけないやん!ってなぁ?
は、はぁ・・・じゃあ、指紋照合とかにすれば良いんじゃないですか?
手がない患者さんもおるからなぁ
そういう場合は足とか・・・

こんな感じで10分程雑談を繰り広げてました。
名前はちょっと確認できなかったのですが、なかなか気さくな先生です。
機械の準備だけしたら手持ち無沙汰だったので、やはり採血自体は主治医がやるのだと悟りましたがね。

お待たせしましたーゴメンねー

すごく爽やかさんでK先生登場です。

こんにちわ
いやーすごい待ったやろ?分かっててんけどな。なんかこっちに連絡が来んくて
いえ、なんか私が受付に言ってなかったかららしいんで、すみませんでした。本当に申し訳ないです
ううん、違う違う。こっちが悪いんでねー

先生が言うには、度々廊下に出ていた際に待合にいる私に気づいていたらしく、でも、受付の手続きが回ってこないから、どうしたんだろう?と思っていたとの事。
私としては自分が悪いとばかり考えていたので、ひたすら謝りました。寝ながら失礼ですが・・・

それじゃ、採りますんでねー

がっつり腕まくりしだしたのにビックリです。そんなに気合入れなくても・・・
しかーし!ここでやはり事件発生。。。
いやね?前もって告げたんですよ?「私、血管見えにくいんですって。
そしたら、案の定。

・・・・確かに見えへんなぁ~

すみません

指先で探したり、上下に撫でてみたりしたものの、やっぱり出てこない青筋さん。
ちょっと足掻いてみたけれど、次に先生の口から出た言葉は、「見えへんなぁ・・・
たまらず私も提案しました。ホントは嫌だったけど今の空気のまま居る方がもっと嫌だったので。

一昨日は左で採血したんですけどー・・・
あ、ホンマ?じゃあちょっと見してくれる?

すぐ飛びつきました。そして。。。

・・・・・変えよか。な、逆向きで寝よか

枕の向き、チェンジ。採血跡がバッチリ残っている左腕にて決行です。

あ、左の方が振れるわ♪右は予想外にわからんかったけど、こっちなら大丈夫
はい。スミマセン、申し訳ないです。はい

恥ずかしさMAXです。今すぐ逃げ出したかった・・・
入院してからも、何度かこの会話がありそうで怖い。左腕が跡だらけになりそうなのも怖い。はぁ・・・

それじゃ行きますよー。痛かったら言うんやでー
はいぃ・・・

嘘です!言えないです!そんなに気合入ってるのに、一瞬痛いぐらいで声上げれません>_<

プスッ!

いつもよりちょっと痛い・・・ぐらい。でも針が太いってことは分かりましたよ。

もう刺さりましたからねー。動かしたらアカンで!絶対動かしたらアカンで!!

念入りな注意をして、先生はどっか行っちゃいました。ホントに針刺しただけなのね。
はぁ~これであとは抜かれていくだけ・・・と思っていたら、手にやわらかいボールを握らされました。これをギュッギュッってしないといけないらしいです。

なんだ!私、頑張らないといけないんじゃん!!

勝手にぶしゅぶしゅ流れていくのかと思ったんですが、より流れを良くするためなんですってね。ってか・・・あの・・・ちょっと腕を締めてるゴム紐が痛い・・・かなぁ?
でもこれは我慢しないといけないものなのだと思いなおしました。十数分ぐらい頑張らないと!!

あとは状態を見ていてくれる看護師さんと輸血部の先生で雑談しながら終わるまでを過ごしてました。
途中で例のゴム紐が原因で、指先にかけてが白くなってしまってたらしく、緩めることになったのですが、緩めたら緩めたで、血液の流れが悪くなってしまい、結局締め直すという面倒が勃発したりもしましたが、無事終了したのです。

チューブが抜ける頃、先生が「はい、お疲れさん」と再登場。ビタミン剤と鉄剤の処方箋があることを言われました。
なんか忙しかったのでしょうかね?落ち着きが無い様子です。

水飲みや!400採ってるから、それぐらいの水な

最後にそう言ってすぐ退出していかれました。
すると、輸血部の先生が小さく笑い出したんです。

なんで笑ってるんですか?
水って・・・・そんな、水だけ飲める?
え・・・
ほら、ポカリとか、牛乳とか飲むように。やったらわかるけど、水て・・・ねぇ?

話は一緒に居た看護師さんにも振られ、看護師さんも苦笑い。

まぁ、喉が渇いてたら飲めるかなぁ?

なんて、おちゃらけてました。先生には、ちょっと可哀想だったかもですが、まぁ・・・ね。
その後、酷い貧血とかは起こらなかったので、リハ科の手続きだけ済ませて、迎えに来てくれてた母と叔父と一緒に車で帰ったのでした。

あ、そうそう。
処方箋を受け取って驚いたこと。
出てたのはシナールとフェロミアなんですけど、日数が・・・
朝晩食後は良いとして、何故に28日分も・・・???
400ml再生するのに、それぐらいの期間かかるってことなのでしょうかね?

よく飲み忘れてるんで(特に朝)、更に日数増えてるんですけどね・・・(汗)
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profile
HN:
Moccho(もっちょ)
性別:
女性
職業:
某病院勤務
趣味:
読書。ネット。ショッピング。
自己紹介:
出身地⇒大阪
現在地⇒上に同じ
細木和子の占い⇒水星人(-)霊合星人

園児の時
とっても目立ちたがり屋だったようで、結構まともな写真が多いです。
劇では二役三役やってたり、鼓笛では真ん中のグループでシンバルやってたり・・・

小学生の時
友達は多い方・・・だったと思います。
まだ少し目立ちたがり屋な気が抜けてなくて学級委員とかやりました。

中学生の時
拷問のような体育の授業のため身体的にも精神的にも変わってしまった時期。
今考えると、がっつり反抗期だったと思います。
バレー部に所属していました。

高校生の時
地元から離れた高校を受験。
この選択は正解で、良い意味で垢抜けられたと思います。
思いっきり高校デビューの人間でした☆
今までで一番好きな時期です。

専門生の時
中2ぐらいから美容師を志すようになっていたので、そのまま専門学校へ。
自ら厳しい環境の学校をチョイスして2年間を耐えたのも間違っていなかったと思えます。
バッチリ国家資格を取得☆

05年~07年初旬
しかし!現実は甘くなかったのです。
一番最初に就職が決まっていたサロンでの諸事情で美容の道を中断。
途方も無くしばらくの月日を過ごし、とりあえずの就職先として選んだのは歯科医院でした。
全く別のジャンルの勉強はそれなりに楽しく、充実しておりました。
が、個人的な理由で退職を決意。
それと同時期にブログのサブタイである病気が発覚したのであります。

そして入院
4月に人生初の手術を受けました。
約1ヶ月の入院生活を送り、その後、お家で療養。
蓑虫生活の到来でございました。

社会復帰!
長期蓑虫生活も終わり、遂に同年11月からお仕事復帰。
まぁ色々あったんですが、以前みたいにチャキチャキ動けるように過度の無理はせずに頑張る次第ですね!
まだ通院は続いております(11月後半現在)


こんな感じ。
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