入院まで十日を切りましたか・・・うーん複雑。。。
いい加減諦めろよって思われるかも知れませんが、大変臆病者なのです。
2月14日(水)
ちょっと世間が色めき立つ日。
私にとっては『ちょっと面倒な日』という印象と、お兄ちゃんの誕生日だなって思う日。
例年ならお菓子を作って、本命、義理、同性と色んな人に配ってました。
しかし今年は予想外。別の意味で多忙になってしまいました。
彼氏という響きを懐かしく感じながらも、本日のデートに出かけますか。とほほ・・・
長文読破出来るならお進みください。
14時半 MRI撮影(造影剤)
関医でのMRIは初。しかも造影剤ってなんですか??ってことで、酷く緊張していた私。
だって同意書がいるってなると戸惑うじゃないですか。ごく稀と言われても気分悪くなるとか聞いたらね・・・
検査室に入って、優しそうな看護師さんが色々説明をしてくれてるんですが、ちょっと右から左状態。
この日の天候は生憎の雨で、しかも気温が異常に高かったのもあり、徒歩で来た私には院内の暖房が暑くて、おでこにうっすら汗をかいていたようなんです。
それを見て、看護師さんが「大丈夫?」と確認してきました。冷や汗だと思われてた模様。違いますよー
造影剤を入れるために刺しておく生食の点滴をする時にも、指先の冷たさを察して、再度「大丈夫?」と聞かれました。えーと。冷え性なんで、常にです。
いちいち看護師さんをビビらせる私の体。
それよりなにより、看護師さん泣かせの私の腕!!
本当に毎回申し訳ないのですがねぇ・・・両腕とも、見事に血管が見えにくいんです。すみません、すみません
「これは私が頑張らないといけないわね」と言わしめてしまいました。ホントにごめんなさーい!
ばっちし入った点滴と共に、薄暗い撮影室の中で寝転がると、耳にイヤホンをつけられました。
コレよコレ☆ちょっとは音が緩和されるという・・・・ってアレ?
いえ、たぶん役目としては合ってると思うのですが、音が・・・耳を澄まさないと聞こえません。
意味あったんでしょうか、コレ。
しかし撮影は順調でしたよ。2回目になるとコツを掴んだと言いますか。
ただ、造影剤注入前と注入後のパターンを撮ったので時間は長く感じました。
15時 CT撮影
これまた初体験。CTとMRIの違いってなんですか??
より鮮明に映るのがMRIなんじゃないの?CT撮る意味は・・・??
撮ってる間もずっと考えてたんですけど、わかるわけはなく。
実際、「これが完成したCT映像ですよ!」って見せられたわけでもないから、この答えは出ないままでした。(今でも)
うーん・・・オペに必要なのかしら?
予想外に早く終わったのでホッとしました。
はー。あとは診察受けたら帰れるのねー♪
なんて、甘い考えでした。
完成フィルムが届いて、診察室に入れたのは17時ぐらいになってました。
そろそろ予約の外来も終わる時間なんですよね。看護師さんも漫ろになってきた様子だし。
造影前のMRIとどう違うのかなんて私にはサッパリですが、K先生が再び「ここに居てるなぁ」と腫瘍の影をペンで叩いてました。
「じゃー取ろかぁ」
こうなったら仕方ないやーん?ってな軽い口調で言われ、一瞬息を呑みました。
なんていうか・・・K先生のノリが掴めないのです私。診察室外と内との温度差が見え隠れしてる気がして・・・
ま、とにかくここでの返事は「はい」しかありません。
途端、先生はスイッチが入ったように話し出したのです。
「じゃあ手術の日やねんけど、いつにしよか」
まさか今日決めるとは思ってなかったので「え!?今日決めるんですか?」と尋ねてしまいましたよ。
なんでも埋まるのが早いから、早いうちに決めておかないといけないそうです。
「A先生は3月下旬じゃないと空いてない、みたいなこと言ってましたけど・・・?」
「えーっと・・・(予定表をめくりながら)あー3月はなぁ・・・僕が今朝ヘルニアの手術を入れてしまったから・・・早くても4月2日やわ。ここで取っとこか、な?」
「は、はい・・・」
というか、ビッシリ埋まってるじゃないですか!!
やっぱり整形外科ってオペ多いんだなぁ・・・
たぶん週3日ぐらい、一日3枠ぐらいでオペがあるようなんですけど、枠が真っ黒でした。
一番近くて4月とは・・・大変ですね、先生。
「手術は誰がされるんですか?」
「A先生と僕」
「あ、お2人ともなんですね」
「そ。僕らいつも2個1やから」
ふーん。
主に執刀するのはやっぱりA先生になるのかな?
それとも神経に達するまではK先生とか??
「あのぉ・・・手術時間はどれぐらいなんでしょう?」
「んー・・・2、3時間」
「え!?」
いやいや、断じてK先生を疑ってるとかじゃないんです!むしろ短く終わるなら大歓迎だし!!
でも、いちいち気になってしまって・・・ダメ子な私ですよ、もう。。。
「A先生は5、6時間って言ってましたよ?」
「えー!そんなにかからんやろぅ・・・」
わ、私にはわかりませんよーぅ(焦)
困ったように笑う先生に、ちょっと罪悪感を感じながら私も苦笑いです。
喋りながらPCにオペの予定を打ち込んでいくのを眺めながら会話は続きます。
「前後に麻酔の時間を合わせたらそれぐらいになるかも知れんけど・・・効かすのに1時間、覚ますのに1時間。
切皮してから骨まで行くのには30分もあれば・・・骨をパンパンと取って、腫瘍をパチンと切って、閉じて、骨の両端をピッピと留めて・・・うん。2、3時間ぐらい」
「はぁ・・・って今、6時間のとこにチェック入れたじゃないですか!?」
今考えると、喧しくて正直患者な私。
がっつりツッコミを入れてしまったのです。
「何があるかわからんからなー。麻酔科の先生を長めに押えとかんと、手術終わっても目が覚めへんかったら嫌やろー?」
「そ、それはもちろん」
申 し 訳 あ り ま せ ん
ちょっとこれからは慎ましくいよう・・・と考えた瞬間でした。
「手術が月曜日やから、入院は前の週の木曜日・・・3月29日からで、土曜日は家に帰っても良いからな。
入院は2週間。術後2日目には車椅子に乗ってトイレ行ってもらうから」
淡々と話されても現実味が・・・って、えぇ!?2日目から・・・えー!!
そんなもんで大丈夫なんですか??と本気で聞きたかったけど我慢です。
「4日後ぐらいには歩行器で歩く練習」
「もう大丈夫なんですか!?」
早い我慢切れ。
「でないと筋肉がなまるから。食事は通常食。好き嫌いとかアレルギーは?」
「いえ、特に」
「それじゃ、これでオーダー出しとくから、後で入院センターに行って、手続きの説明聞いて帰ってちょうだい。えーっとこの後は・・・」
へ?この後って??
今日はコレで終了じゃないんですか?
「入院前の検査をやっとこか。じゃあまず採血と、心電図とって・・・入院センター行って、終了と」
嘘~~~~~!!
長いので切りますが、こーんな感じで全て決定していったわけです。
この後、採血室が終了しているからと、整形外科の処置室で、点滴とは逆の腕から採血を行い、
別の階で心電図とり、再度1階に戻って入院の説明を受けてから帰宅したのでした。
疲れのせいなのか、はたまた造影剤の影響か・・・もしかしたら貧血のせいか。
とにかく帰る途中も、帰った後もぐったりしてて、早めに寝たのを覚えてます。
先生、あたしいつでも来れるから、別日でやってくれても良かったんですよ?なにも同じ日にいっぺんにしなくても・・・
まぁ、病院側からしたらいっぺんに終わらせたいですよねー
採血の結果が出るのが3月になるって言われたから、次回はちょっと先です。
ほんと、忙しいデートだったなぁ~・・・・・なーんて、自分で書いてて痛いヨ
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